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2017年6月16日金曜日

ルーマン読みながらドイツ語勉強(4)[タイトル]

ルーマン読みながらドイツ語勉強(3)[タイトル]


Der Funktionsbegriff in der Verwaltungswissenschaft


「機能概念」 Funktionsbegriff は[男1格]ですが、そのことをこの名詞の前に付いている der が表示しています( Der と大文字で始まっているのはタイトルの最初だからです。文の場合も文頭は大文字で書きます。英語やその他の西洋語と同じです)。

この der は「定冠詞」です。英語の the ですね。


ところがドイツ語の場合「定冠詞」は「性数」と「格」に応じて形が変わります(「格変化」と言います)。なので

[性数]×[格]= 4 × 4 = 16 個

のスロットがあります。

ただし定冠詞の形それ自体は der, des, dem, den, das, die の6つです。なので同じ形の入るスロットがいくつもあります。具体的には der が4個、 des が2個、 dem が2個、 den が2個、 das が2個、 die が4個、の合計16スロットです。

この16スロットについては全部覚える必要があります。九九のように覚えればいいのですが、九九が81個なのに対して16個ですから覚えるのは簡単です。


今回はまず、[男]の4つの格を覚えます。

[男1格]der

[男2格]des

[男3格]dem

[男4格]den

カタカナで「デア|デス|デム|デン」と10回唱えてみてください。はいこれで覚えました。


というわけで der Funktionsbegriff の定冠詞 der は、後ろの名詞 Funktionsbegriff が[男1格]であることを表示しているのです。


今回のまとめ

  • 定冠詞の形(格変化)が名詞の「格」を表示
  • 定冠詞の「格変化」は全部で16スロット
  • [男]の定冠詞の「格変化」は der, des, dem, den (デア|デス|デム|デン)

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