Erörterungen über einen Begriff können für sich allein nicht richtige oder unrichtige Resultate ergeben, Wahres oder Falsches entdecken oder feststellen.
この文では「~できる」 können に3つの動詞がくっついています。
「もたらす」 ergeben
「発見する」 entdecken
「確定する」 feststellen
この3つです。
今回は最初の ergeben に注目します。これは「~をもたらす」ですので直接目的語として[4格]名詞をとります。
この文では「正しい結果、もしくは正しくない結果をもたらす」で、目的語が richtige oder unrichtige Resultate です。
まず、名詞は「結果」 Resultate [複]です。単数のときは Resultat [中]です。すなわち
「結果(単数)」 Resultat [中]
「結果(複数)」 Resultate [複]
です。語尾に -e が付いて複数形になっています。
Resultate の前に付いている richtige と unrichtige は形容詞で、この名詞を修飾しています(間に入っている oder は「あるいは」の接続詞です(英語の or ))。定冠詞も不定冠詞も付いていません。こういうときは唯一付いている形容詞の語尾が、名詞の格を積極的に表示します。
格語尾の話に入る前に、形容詞それ自体を眺めてみますと、
正しい richtig
正しくない unrichtig
どちらも接尾辞 -ig をもっていること、また後者は前者の否定で、それを接頭辞 un- が示していることが見て取れます。どちらも形容詞を作るときに頻出するものです。
この文には出てきていないのですが、やはり基本は定冠詞の格変化なので、ここで[複]の定冠詞の格変化を覚えます。
[複1格]die
[複2格]der
[複3格]den
[複4格]die
カタカナで「ディ|デア|デン|ディ」と10回唱えてみてください。はいこれで覚えました。
形容詞の語尾で格を積極的に表示する場合も、この定冠詞の格変化に見られる特徴的な語尾を使うのですが、特徴的な語尾というのは次の赤字部分です。
[複1格]die
[複2格]der
[複3格]den
[複4格]die
[複1格]と[複4格]は -ie ではなく -e なので、ここだけ注意してください。
今回の例は名詞が[複4格]ですから、2つの形容詞 richtig と unrichtig の語尾に -e を付けて oder で繋ぎ、名詞の前にくっつけると
richtige oder unrichtige Resultate
の完成です。
今回のまとめ
- [複]の定冠詞の「格変化」は die, der, den, die (ディ|デア|デン|ディ)
- 定冠詞も不定冠詞も付いてないときは(あれば)形容詞の語尾で「格」を表示
- 接続詞 oder は英語の or
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