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2014年8月31日日曜日

2014年度「情報メディア基礎論」レポート課題


次のA・Bのいずれかを選ぶこと。

期末レポート課題

  • A「何か一点〈作品〉を選び、その作品において働いている〈メディア〉について論じなさい」
  • B「〈メディア〉を主題的に扱っている〈作品〉を一点選び、その主題を中心にその〈作品〉を論じなさい」


提出期日・提出場所

  • 2年生: 7月15日(火)~7月25日(金)
  • 1年生: 7月15日(火)~8月22日(金)
  • 提出先: 教務課の提出ボックス

分量等

  • A4用紙(40字×40行)4枚以上(原稿用紙換算で16枚以上)。添付資料として画像等の貼付けも可だが規定分量には含まない。

途中課題

  • 「期末レポートの作成に向けて、取り上げる〈作品〉を決め、レポートの構成・計画を書きなさい」
  • 提出期間: 7月1日(火)の本授業終了時
  • 分量等: A4用紙(40字×40行)1枚程度

  • 注意: この途中課題と期末レポートは独立に採点するので、扱う〈作品〉やレポートの内容が変更になっても構わない。

以下、7月26日締め切りの2年生のレポートより、タイトル一覧。

  • 対抗する2つの〈メディア〉
    (乾くるみ『イニシエーション・ラブ』)

  • 紙としての読者・ペンとしての作品――コミュニケーションとその前提、仮構される他者について
    (円城塔『これはペンです』)

  • 語りかける神と沈黙する神――秩序創造の方法から見た旧約聖書と新約聖書における神の性質の比較
    (旧約聖書、新約聖書)

  • 心の中に存在する神
    (麻耶雄嵩『神様ゲーム』)

  • 寄生獣を読み解く
    (岩明均『寄生獣』)

  • 競技クイズを〈競技〉クイズ足らしめるもの:例会
    (杉基イクラ『ナナマルサンバツ』)

  • Scratch the surface――絵画の奥に潜むもの
    (三浦篤『まなざしのレッスン』)

  • 『四畳半神話大系』にみる大学生像
    (森見登美彦『四畳半神話大系』)

  • ゲーム『アイドルマスター』の持つメディア性に関する考察

  • 京極夏彦にみるメディアの散見性
    (京極夏彦『姑獲鳥の夏』)

  • 俺たちのW杯

  • [無題]
    (クリストファー・ノーラン監督『インセプション』)

  • 『キャンベルのスープ缶』はなぜアートになり得たのか

  • [無題]
    (クリストファー・ノーラン監督『インセプション』)

  • 『銀河鉄道の夜』における「鉄道」
    (宮沢賢治『銀河鉄道の夜』)

  • 河合荘のかわいそうな人たち、そして本
    (宮原るり『僕らはみんな河合荘』)

  • 本を読むという行為――私たちは何を読んでいるのか
    (井上夢人『ラバー・ソウル』)

  • [無題]
    (高畑勲監督『かぐや姫の物語』)

  • 救済の物語としての「1984」
    (ジョージ・オーウェル『一九八四年』)

  • [無題]
    (フランク・ダラボン監督『ミスト』)

  • 「記憶」を信用すること、その蓋然性の低さ
    (芥川龍之介『藪の中』)

  • [無題]
    (山田尚子監督『けいおん!』)

  • 鉄三と小谷先生――生き方を変え得るメディア
    (灰谷健次郎『兎の眼』)

  • 『異人論』の視点から考えるメディアとしての「異人」
    (小松和彦「異人論」,『他者・関係・コミュニケーション』)

  • 理想の小説を描いた小説を理想の小説に近づける入れ子小説
    (恩田陸『三月は深き紅の淵を』)

  • 『咲-Saki-』は麻雀のユートピア
    (小林立『咲-Saki-』)

  • 知識が世界秩序を蓋然化するメディアとなるとき――哲学の可能性を探って
    (ヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』)

  • 時をかける少女(2010年 実写版)における写真の役割
    (谷口正晃監督『時をかける少女』)

  • 安部公房『他人の顔』を読んでメディアとしての「顔」について考えたこと
    (安部公房『他人の顔』)

  • 映画 Back to the Future と決定論的自然観を成立させたメディア
    (ロバート・ゼメキス監督『バック・トゥ・ザ・フューチャー』)

  • [無題]
    (湊かなえ『白ゆき姫殺人事件』)

  • 歴史小説としての三国志
    (北方謙三『三国志』)

  • 死者の視線によりもたらされるもの
    (乙一『夏と花火と私の死体』)

  • IT時代に読むマクルーハンの『メディア論』――メディア史における特異点としての現代
    (マーシャル・マクルーハン『メディア論』)

  • 「化物語」における二重のメディアから見る作品論
    (西尾維新『化物語』,新房昭之監督『化物語』)

  • 加法定理における〈メディア〉

  • 「十五少年漂流記」における無人島
    (ジュール・ベルヌ『メディア論』)

  • [無題]
    (ウラジーミル・ナボコフ『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』)

  • サマーウォーズの秩序を保つ「善意」というメディア
    (細田守監督『サマーウォーズ』)

  • 方舟の内と外――『方舟さくら丸』を読む
    (安部公房『方舟さくら丸』)

  • 「ブレイクブレイド」から考えるロボット作品における機体材質のメディアとしての意義
    (吉永裕ノ介『ブレイクブレイド』、アミノテツロ監督『ブレイクブレイド』)

  • [無題]
    (エドゥアール・マネ『オランピア』)

  • ドリアン・グレイの老いと魂
    (オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』)

  • デカルトの哲学体系と神の観念について
    (ルネ・デカルト『方法序説』、『省察』)

  • ベネディックとベアトリスの恋の非蓋然性から考えるシェイクスピア『から騒ぎ』
    (ウィリアム・シェイクスピア『から騒ぎ』)

  • 「反秩序」のメディア性――芥川の『河童』と精神異常
    (芥川龍之介「河童」『河童 他二篇』)

  • 渋谷における『明日の神話』の織りなす絶妙なコントラスト
    (岡本太郎『明日の神話』)

  • 情報の観点から見るコメディ
    (ジョエル・ズウィック監督「疑惑のパーティ」『フルハウス』(シーズン4))

  • 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」に登場する主要なメディアと影のメディアについて
    (原恵一監督『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』)

  • 学校教育における市場原理の影響
    (現在の学校教育制度)

  • ロラン・バルト「作者の死」読解――〈作者の死〉が拓く多様性の場
    (ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)

  • [無題]
    (トレーディングカードゲーム)

  • Understanding the American Dream in The Great Gatsby through the media of colours
    (F. Scott Fitsgerald, The Great Gatsby

  • 思想と伝統――丸山眞男『日本の思想』より.メディアとしての思想
    (丸山眞男『日本の思想』)

  • 「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」内のロボひろしの描写において、アニメーション・キャラクターのメディア的特性が何を可能にしたか
    (高橋渉監督『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』)

  • アニメ『PSYCHO-PASS』におけるシビュラシステムについて
    (塩谷直義監督『PSYCHO-PASS』)


以下、8月22日締め切りの1年生のレポートより、タイトル一覧。

  • 『夏目友人帳』に見るメディアによる物語の成立と世界観の表出
    (緑川ゆき『夏目友人帳』)

  • ギャップが生む面白さ
    (中村光『聖☆おにいさん』)

  • 現実と虚構の境――メディアとしての言葉から見る『残像に口紅を』
    (筒井康隆『残像に口紅を』)

  • [無題]
    (原泰久『キングダム』)

  • 英雄のプロデュース
    (神山健治監督『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』)

  • [無題]
    (有川浩『図書館内乱』)

  • 『ゼクレアトル 神マンガ戦記』論
    (戸塚たくす/阿久井真『ゼクレアトル 神マンガ戦記』)

  • 携帯電話の進歩から見る『名探偵コナン』
    (青山剛昌『名探偵コナン』)

  • 未來を知るということ
    (細田守監督『時をかける少女』)

  • 小説『ジェノサイド』に見る異文化間を繋ぐメディアの力
    (高野和明『ジェノサイド』)

  • Twitterで演出する自分ではない誰か
    (朝井リョウ『何者』)

  • パラノーマル・アクティビティ4作中における恐怖を生み出すメディアについて
    (ヘンリー・ジュースト/アリエル・シュルマン監督『パラノーマル・アクティビティ4』)

  • MVのショートドラマの役割――耳と目で感じる音楽
    (AKB48など複数のMV)

  • 「家」というメディア――『なるようになるさ。』より
    (『なるようになるさ。』)

  • ドアはどこにつながっている?
    (藤子・F・不二雄『ドラえもん』)

  • 蓋然化された犠牲を問う
    (高橋哲哉『国家と犠牲』)

  • 自己顕示欲の発露たる噂
    (湊かなえ『白ゆき姫殺人事件』)

  • 小説『プラチナデータ』の、メディアとしてのDNAデータの考察
    (東野圭吾『プラチナデータ』)

  • 小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』における「計算」がつくり上げる二つの世界と、「意識」に関する深い洞察について
    (村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』)

  • 名前がいかに愛を蓋然化するか
    (ゲイリー・ウィニック監督『ジュリエットからの手紙』)

  • 山田悠介「ライヴ」におけるメディアの働き
    (山田悠介『ライヴ』)

  • 現実的要素から見るファンタジー
    (ジョナサン・ストラウド『バーティミアス』)

  • 「Never let me go」というメディア
    (マーク・ロマネク監督『わたしを離さないで』)

  • 無意識に作用する怪談――言語化と抽象化
    (古舘春一『詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。』)

  • 『ホワイトアウト』におけるメディア――何が展開を読めなくしているのか
    (真保裕一『ホワイトアウト』)

  • ビジュアルノベルのレコンキスタ
    (ニトロプラス『君と彼女と彼女の恋。』)

  • 時間よ止まれ!――アダルト動画における「時間停止」の効果
    (「時間停止系」のAV)

  • 二つのメディア
    (ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』)

  • メディア論を用いた、古典戯曲解釈の一方式――チェーホフ「桜の園」を題材に
    (チェーホフ『桜の園・三人姉妹』)

  • メディアで見える『理論物理学教程 力学』の世界
    (ランダウ/リフシッツ『理論物理学教程 力学』)

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