Erörterungen über einen Begriff können für sich allein nicht richtige oder unrichtige Resultate ergeben, Wahres oder Falsches entdecken oder feststellen.
この文には oder が3個もあってごちゃごちゃしていますので、その辺をちょっと整理します。
oder は英語の or と同じで「あるいは」「もしくは」「または」の接続詞です。接続詞なので何と何を接続しているのか、その接続が文の中でどういう位置を占めているのかを把握することが大切です。
まず、一番最後の oder に注目するとわかりやすくなります。
英語の or もそうですが、「AまたはBまたはC」を表すのにドイツ語では
A, B oder C
と書きます。文中の「一番最後の oder 」がまさにこれです。つまりこの文では
A: richtige oder unrichtige Resultate ergeben
B: Wahres oder Falsches entdecken
C: (Wahres oder Falsches) feststellen
という3個の[述](動詞の不定形が核になるという意味で[不定詞句]と呼びます)が「または」の意味で並列していて、
A, B oder C
の形になっているわけです。
すると、最初の2個の oder の役割も見えやすくなります。
1個目の oder は[不定詞句]Aの中にあって、2個の形容詞を(したがって2個の目的語を)「または」の意味で接続しています。
2個めの oder は[不定詞句]Bの中にあって、2個の名詞を(したがって2個の目的語を)「または」の意味で接続しています(省略されていますが[不定詞句]Cにおいても同様です)。
このことは、[不定詞句]Aはさらに2個の[不定詞句]
A1: richtige Resultate ergeben
A2: unrichtige Resultate ergeben
に分解でき、同様に[不定詞句]Bも2個の[不定詞句]
B1: Wahres entdecken
B2: Falsches entdecken
また[不定詞句]Cも2個の[不定詞句]
C1: Wahres feststellen
C2: Falsches feststellen
に分解できるということを意味しています。
つまり本来は
[richtige Resultate ergeben], [unrichtige Resultate ergeben], [Wahres entdecken], [Falsches entdecken], [Wahres feststellen] oder [Falsches feststellen]
のように6個の[不定詞句]が A1, A2, B1, B2, C1 oder C2 の形で繋がっているのを、[不定形]が共通のものや[目的語]が共通のものを省略してまとめた結果、A, B oder C の形になっているわけです。
今回のまとめ
- oder は「または」の接続詞
- 3つ(以上)繋ぐときは A, B oder C の形にする
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