昨日みつけてTwitterでネタにした話。
Peter L. Berger and Thomas Luckmann の『The Social Construction of Reality』といえば、1966年刊行の、社会学の現代的古典ともなっている本で、昨年物故した山口節郎による『現実の社会的構成』という邦訳が出ている(昔は『日常世界の構成』というタイトルだった)。
その30年後の1996年、哲学者の John R. Searle が『The Construction of Social Reality』という本を出して、みんなが一斉に「まぎらわしいわ!」とツッコミを入れたのは記憶に新しいところである。
ところがそれから16年を経た今年2012年、 Dave Elder-Vass という人が満を持して『The Reality of Social Construction』を出すというので、私は昨日一人で盛り上がっていたのである!
前二者ほど有名になるかどうかはわからないが、今後関連論文の文献一覧にこの3つが入り乱れるかと思うと、胸が熱くなる次第である。(校正担当の方、お疲れ様です!)
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